TECHNOLOGY新興機械工業の技術
当社は、
「繰り返し精度の実現」を
製品の技術・品質の
中心課題であると
認識しております
新興機械工業ができるモノ
高精度要求に応えながら、時に月100万個の生産が行われる「ばね」。
当社は、「ばね」を加工する要素である
- ワイヤーを送る
- ワイヤーを押さえる(コイリング)
- ワイヤーを曲げる
- ワイヤーを切断する
という工程全てで、「繰り返し精度の実現」を通して、
お客様のご期待に応えます。
新興機械工業ができるコト
1つ1つの高精度という「付加価値」、
同じ形状で生産され続けるという「安心」。
生産された「ばね」は、やがて他の部品と組み合わされ、
ユニットの中で、生き生きと性能を発揮していきます。
当社は、
- 生産手段(機械・ツール)
- サービス(メンテナンス・トレーニング)
を通して、お客様の生産現場に「付加価値」と「安心」を提供致します。
繰り返し精度
とは
1つ目から100万個目まで高精度なばねを同じ形状で生産し続ける。
この「繰り返し精度」を実現するためには、
- ・ばね加工のセオリーに基づいた設計
- ・部品図面の作成や購入部品の選定
- ・加工協力企業との協調
- ・部品の検査
- ・部品からユニット・機械に組立てる品質の実現工程
- ・完成機の検収
という1つ1つの工程に、丁寧に向き合っています。お客様に、5年後10年後に違いを感じて頂けるようなモノづくりに愚直に取り組んでいます。
製品が生まれる
きっかけ
当社は汎用機のメーカーですが、製品が生まれるきっかけは3つあります。
- 1.お客様の要望から生まれる製品
- 2.新しい技術要素の採用による従来機の後継製品
- 3.自分たちが作りたい製品の開発
3つに共通するものは、「ばね」から考えるということです。
- ・この形状・この精度をどう実現するか
- ・新しい技術要素で、ばねや使い勝手はどうなるのか
- ・自分たちの志はお客様のばね生産にどう役立つのか
このことを議論し、部分的なユニットで実験したりしながら、製品を企画し実現していきます。メーカーとしては一番大事でもあり、一番おもしろいところでもあります。
ZFシリーズは、「自分たちの志」から生まれた製品です。
国内外のばねメーカーの「引張ばね機には強いが、トーションばね機には弱い」というイメージを払拭するために、「この世で一番いいトーションばねを作って、展示会で来場者を驚かそう」と議論を重ねました。
「3つの3Dサーボスライド」「スピンドルチェンジャー」というアイデアを生み出し、機能性・広い加工空間の実現・耐久性というあらゆる点で、4mmトーション機として、国内のみならず、欧米でも高い評価と実績を獲得することができました。
製品ができるまで(ZFシリーズ)
製品ができるまで(ZFシリーズ)
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STEP01 商品規格・開発設計
「商品企画(=どんな商品価値をお客様にと届けるのか)」が決まれば、「開発設計」にかかります。「開発設計」は何といっても、商品の機能・性能・品質・コストの肝。「繰り返し精度の実現」を頭に置いて、他部門や協力企業とも相談しながら、基本設計、詳細設計、部品設計へと考えを形にしていきます。
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STEP02 調達・工程・生産技術
部品リストを元に、協力企業に見積依頼・発注を行います。協力企業の持つ優れた加工技術や部品性能を生かすべく、協議を重ねます。納期や他機種を考慮しながら、組立工程や製造担当者を決め、特に1号機の場合は、最適な組立方法・仕上げ方法を併せて検討します。
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STEP03 部品加工・検査
一部の部品は内製もしています。入荷・内製した部品を検査は、1/100mm単位を確認する緊張する作業です。「品質は部品から」の意識で、時には3D検査装置も活用しながら、1つ1つ丁寧に行っていきます。
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STEP04 ユニットの組立
組立は、単なる組立ではなく、「品質を実現させる最終工程」です。当社は、セル生産方式で、ベッドやフレームといった大きい部品から加工ユニットのような小さい部品の組立てまで、1台の機械を1人または2人で担当します。設計公差通りの部品も、組合せた部品累積公差や摺動面のしっくり感、ベアリングの与圧など、現場で仕上げる工程もあります。5年後10年後に違いを感じて頂けるよう、ここでも1つ1つ丁寧に仕事をしていきます。
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STEP05 機械の完成
電装をつなぎこんで機械は完成します。細かい漏れやミスはないかチェックし、機械が機能通りに動くのか最終テストを行います。安全カバーやセンサーなどの組付けを行うときもあります。1号機や改造機の場合は、開発設計陣が中心に、実際にばねを加工して、性能テストを行います。契約したお客様が検分やトレーニングに来られる時もあります。緊張もしますが、使ってくれるお客様の顔が見え、うれしい瞬間でもあります。
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