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新興機械工業を知る
SHINKO
MACHINERY
CO., LTD.
SHINKO
MACHINERY
CO., LTD.
事業を知る
ワイヤー材から「ばね」を成形する「手段と価値」を提供しています。主には、金属製の線ばね加工機及び関連部品の製造・販売ですが、形あるものだけではなく、お客様に機械を使いこなして頂くための「価値」を提供するためのアフターサービス(技術アドバイスや不具合対応)も重要な役割です。そのためには、「機械の使われ方を知る」「ばねを知る」「お客様の事業を知る」ことが大切です。単なる機械供給業者ではなく、お客様の事業パートナーになりたいと願っています。
ばねって何だろう
JIS的に言うと「弾性を利用した機械要素」となりますが、要するに、一定の力(荷重)に対し、一定の寸法に伸び縮みする部品です。「線ばね」でも、電子部品・医療機器用の小さい物から、発電所・橋脚・建築物用の大きいものまで、本当に多種多様です。自動車・家電・OA機器などの身近な製品にも多く活用され、1台の自動車には何と4000個もの「ばね」が使われているそうです。「ばねそのもの」を目にすることは少ないかもしれませんが、私たちが、生活や仕事で、使ったり、見たりする物には、たくさんのばねが活躍しています。今も、これからも、「ばね」は、世の中に貢献し続ける部品です。
ばねの60%は自動車に使われるそうですが、我々のユーザも、80%以上は、自動車用のばねを生産しています。その特徴は、精度が厳しく、量が多いということです。中には、月産100万個を超えるようなものまであります。もちろん、自動車用のばねに限りませんが、そういった「高精度(寸法や荷重公差が厳しい)」ばねを「同じ形状」で生産し続ける技術、これが「繰り返し精度」です。そのためには、ワイヤーと接触し、ばねを成形していく機械部分の「位置」「タイミング」「速度」が、瞬間瞬間、そして長時間に渡り、一定であることが必要です。機械の構造、部品1つ1つ、制御装置、ソフトウェア、全てが連携して働いてこそ実現することであり、それこそが我々の技術・品質であり、誇りでもあります。
ばねができるまで(TF-35S)
(線材からばね成形まで)
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STEP01 ワイヤー材料
ばねも元は1本のワイヤー(針金)です。
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STEP02 フック成形
加工部に送られたワイヤーは、メインマシンでフック形状に成形されますワイヤーにツールを横から叩き込んで成形します。
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STEP03 コイル成形
次に、ばねの根幹、コイル部を成形します。
ツールを当てたまま、ワイヤーを送ることでコイル形状になります。 -
STEP04 2次加工機での加工
2次加工機に移送され、後ろフックを成形します。
片側でばねを押さえ、逆側で起こします。 -
STEP05 ばねの完成
自動車のばねの使用例
自動車で使われている最も代表的なばねが「サスペンション」です。
ボディや乗員を路面の振動や衝撃から守るために設置された装置のことで、車が安定して走行できるようにする重要なパーツの一つです。
その他、ブレーキシステム、ワイパー、ライト、給油口、ドア、エンジン、シート、空調装置など、自動車では大小様々なばねが使われています。
他にもこんなところで
活躍しています
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医療機器
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家電
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ゲーミング
キーボード -
農業機械
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OA機器
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飛行機